株式会社豊島工業
豊 島 博 昭 Toyoshima Hiroaki

はつり作業もいまは環境に配慮する必 要があり、ブレーカーは防音カバーを 使っての作業が標準化してきています。 今まで使ってきた防音カバーは、音は 確かに低くなるが、ノミ先がよく見え ないので危険なことも何度かありまし た。またすぐに駄目になることが多か ったです。
それが、「富士ZET」を使ってみて思っ たことは、防音効果があり打撃力も落 ちないことと、ノミ先がよく見えて作 業がしやすく作業効率がいいので喜ん でいます。また、結構使っているのに なんとも無いのには正直驚きました。 たまたま知り合いの人に教えてもらっ たのですが、本当に重宝していてこれ からもしっかり使わせていただきます。

防音カバー「富士ZET」は、NETIS登録されました。登録番号は、 KK-110057-VE です。NETISとは、国土交通省の進める新技術情報システムです。このシステムは、民間で開発された新技術を、公共工事で積極活用するためのシステムです。 NETIS 登録商品「富士ZET」を公共事業で使用すると総合評価入札方式や工事成績評定が加算され、活用提案・入札に断然有利です。
以下に①NETISの詳細と②「富士ZET」製品の評価ポイントを紹介。
NETIS(国土交通省の新技術提供システム)の詳細と公共工事での活用法
新技術提供システム
国土交通省には、民間により開発された新技術を公共工事において積極的に活用していくための「公共工事等における新技術活用システム」が用意され、その中核としてNETISすなわち新技術情報提供システムがあります。
NETISは、有用な新技術の活用促進と技術のスパイラルアップを目的として体系化された情報公開システムであり、「新技術」はNETISに登録されるとその申請情報と評価情報が公開、共有化されることになります。
このNETISがもたらすメリットは、利用する立場によって異なります。技術開発者にとっては、技術の活用促進が図られること、信用度が高まること、事後評価により技術改良につながることなどがメリットとして挙げられます。
施工者にとっては、信用できる新たな技術を活用でき、工事成績評定への加点、さらに総合評価方式の入札での加点メリットが得られます。コンサルタントにとっては、新技術・新工法の検討と情報入手が簡便化されます。
さまざまな立場で利用価値のあるNETIS。詳しくは国土交通省サイトにてご確認ください。
公共工事での活用法 活用提案で工事成績評価に加点!
国や県などの直轄工事において「新技術」と認められた「富士ZET」防音カバーの活用を提案すると、工事成績評定で加点の対象となります。また、使用が効果的であった場合にはさらに加点されます。
総合評価方式の入札で加点される場合も!
工事成績評定だけでなく、総合評価方式の入札においても、「富士ZET」防音カバーの活用を提案すると加点対象となります。(配点は地方整備局などにより異なります)
防音カバー「富士ZET」製品の主たる3つの評価ポイント
① ー10dB超の騒音効果
財団法人日本建築総合試験所の騒音測定の結果、右の騒音計の数値でも判るように(右 の写真は騒音測定時に、RION㈱製精密騒音計での数値を撮影したものです)、ハンドブレーカー(CB-30N)に防音カバー「富士ZET」を取り付けることにより騒音レベルがなんと87.4dBで、 10.3dBもの騒音低減効果があることが判りました。また、防音カバー「富士ZET」の遮音効果は、16Hz~8kHzの全帯域で表れており、低い音から高い音までに対して遮音効果があることが確認できます。
詳しくは公的機関での騒音測定ページをご覧ください。



右の写真は「富士ZET」の数値を測定時に撮影→
② 特許取得の革新構造 ブレーカーの打撃力を落とさず騒音を低減させる、使える防音カバーを主眼に開発し特許取得に成功。それを成しえた要因に、ゴム素材を使ったこととその構造にあります。
排気を速やかに放出させるため旋回翼を設けた防音室と、伸縮する蛇腹部分からなる耐久性をも考慮した構造です。
詳しくは特許取得の革新構造ページをご覧ください。
③ 安全・安心のコンパクト設計 防音カバーとして防音性・打撃力の他にもこだわった点は、安全性と作業性です。特に安全性を考えたときに、まずコンパクトにして使いやすく、作業する人に負担をかけない防音カバーにすることです。
テストや改良を重ねるなかで、斫り経験が生きた本当に現場で使える防音カバーとしての評価を頂くまでになりました。その他の評価ポイントはNETISサイトへ。